症状が出るきっかけ
薬を飲むタイミングなど
医師を絶対に許すことができないと言っていました。
乳腺に働いて、おっぱいをよく分泌させるんですね。
こうこつもう一つ、オキシトシンというホルモンがあります。
オキシトシンはお産のときに子宮を収縮させて、出産がうまいこといくように働くホルモンです。
やくそんなホルモンまで。
先生プロラクチンやオキシトシンは、両方とも大きなくくりで言えば、ことに役立つホルモンですね子どもを産んで、うまいこと育てるで、脳の中でもプロラクチンやオキシトシンが分泌されるんです。では脳のオキシトシンやプロラクチンは何をしてるんや、という話になりますよね。
やくそうですね先生実は結婚相手を求めたい、あるいは、子供をちゃんと育てたいという欲求を起こすために使われるんです。オキシトシンは、パートナーを好きになりたいというように仕向ける働きもするんですねつまり、プロラクチンやオキシトシンは子孫を残すという目的のために役立つ、という守備範囲を持ってるわけです。
ムードN26うまいおかたホルモン出してますか5脳の血管にある窓からホルモンが届くこともからだで分泌されたホルモンが脳に届けられる、ということはないのですか素晴らしい指摘ですねからだのホルモンもそうして脳に直接命令できるんです。
やく先生例として食欲を減らすホルモンの一つ、レプチンの話をしましょう。
やくはい。
先生レプチンは、太ってくると脂肪からたくさん分泌されるホルモンですが、レプチンが血液に乗って脳まで行くと、脳の血管に開いている窓を介して脳に働きかけます。そしてもう食べるなと命令するんです。
神経系のお話をするとなると、神経系を司る脳についての話をしなければ、ですねやく先生脳は、ほんまに唯我独尊というか、自分独自の世界を築いてるんです。外と接触を持たなくても脳だけでも生きていけるで、みたいなプライドを持ってるように私には映ります。やくそれでいて、からだの司令塔の役目をする先生生きる上での基本パターンは、脳がなくてもできるわけです。ぎこちないけれどもそやけど、人間は脳が発達したことで、よりスムーズにかっこよく生きることができるようになったんです。そういう意味で、脳が果たす役割は大事なんです。
もちろん脳もからだの一部なんですが、脳と脳以外のからだのほかの部分は、いるベンチと選手のいるグラウンドみたいな関係です。
ちょうど野球で言えば監督のロボットの動きを見たらわかるように、からだをうまいこと動かすことは大変なことです。連続性があってしかもなめらかな動きをするのって、難しいことなんです。
やくそうですね先生からだをしなやかに動かすことができるのは、脳の指令ベンチの采配のもと、からだの連携グラウンドでのプレイがうまいこといってるからなんですわ。
脳からも胃腸と同じホルモンが分泌されている先生ホルモンに焦点をあてながら、脳の不思議ワールドを紹介しましょう。
実は、胃や腸で作られるホルモンのほとんどは脳でも作られるんです。
やく脳と胃腸で同じホルモンがですか先生脳と胃腸って、実は昵懇の仲なんですね。
ブレイン·ガット·ホルモンと言われています。ガットは腸ブレインは脳です。「腸と脳で作られるホルモン」という意味で、そんなホルモンがたくさんあるんです。やくへえ先生たとえば、胃で作られるホルモンの一つに、食欲を増す作用を持つグレリンがあります。グレリンのことは第1話でも紹介しましたが、グレリンは胃の近くの神経に働く胃出身のローカルなホルモンなんです。そしてグレリンで刺激された胃のまわりの神経が脳の食欲調節センターに命令を伝えます。
ところが、脳からもグレリンが分泌されるんです。脳出身のグレリンは直接脳の食欲調節センターに働きかけます。やくそうなんですか。すると脳と腸とが結託して食欲旺盛な状態にして、食べるのが止まらなくなるってこともありなんですね先生やくさん、アンジオテンシンという名前を聞いたことがありますか^やくいえ。初めてです。
先生アンジオテンシンがどんな働きをするかというと、まずは血管に働きかけて血管を収縮させるんです。
症状に分かれます。
それと腎臓で塩分をからだにため込む作用のあるアルドステロンというホルモンの分泌を多くするように働きかけるんです。
その結果、どうなると思います^やく血管が収縮する、塩分がからだに増える、ということになると…….先生正解ですね。血圧を上げるホルモンにはいろいろなものがありますが、んです。アンジオテンシンのもとの物質は肝臓から分泌されます。
…